サラリーマンの責任

grandao、同僚がアーティストです。

といっても、ミュージシャンとかではなく、現代アート六本木ヒルズなどにも出展している、第一線で活躍している方です。
 
先日、会社の飲み会のあとで帰りが一緒になり、色々と面白い話をしましたが、そのなかで
 
「いまサラリーマンが面白くないのは、いまサラリーマンをしているみなさんの責任ですよ」
 
と言われたのが、なかなか頭から離れません。
 
個人的には、その考えには激しく同意できます。
私自身、仕事じたい割と好きだし、自社の製品は自分の子供のようなものだと思っていますが、もっと自分の仕事の量を自分で調整できて、「もう少し給料減らしてもいいから自分の時間を増やしたい」といったことが簡単に出来たら、もっと楽しくなるのになあ、と思います。たんに仕事の量を調整すれば良いのは確かだけど、勿論その間にライバルたちはどんどんと新製品を出してくる。社長や上司は当然危機感を煽る。
それに、私は幸いそれを感じませんが、最近のサラリーマンが退職する理由の一位は「人間関係」だそうです。かくいう私も前職を辞めた理由には、多少なりともそういった点を無視は出来ません。
 
仕事と生活。要素がいっぱいあってバランスが難しいけれど、少しずつでも実現したい。いつか本当の意味で同僚に胸を張って肩を並べるためにも。